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孫文記念館(移情閣)にふらり立ち寄り
皆さまこんにちは。
三寒四温と言われるこの時期ですが、今年は特に気温の乱高下がはげしく
ダウンジャケットを片づける時期が全く分かりません・・
そんな最中、晴れた休日にプチ自転車旅にでかけました。神戸市北区の自宅を出発していざ明石へ
明石で玉子焼きをいただいた後は、明石海峡大橋の真下にある孫文記念館(移情閣)に立ち寄り
自宅まで帰ってきました。
晴天に恵まれ約45KMの快適な自転車旅になりました!
この移情閣は、中国の革命家 孫文と日本(神戸)の関りや、移情閣の変遷などが展示されています。
いまから約110年前に建てられた現存する日本最古の木骨コンクリートブロック造の建物で
大正初期は舞子の六角堂として親しまれたようです。
現在まで100年以上にわたり明石海峡を見守り続けています。
今では想像がつきませんが、この辺りは当時旅館や別荘が立ち並ぶ非常に賑やかな場所だったようです。
昭和に入り現在の国道2号線の拡幅工事が行われ旅館群は姿を消し、近年では明石海峡大橋が完成し
今の街並みになっています。
明石海峡大橋建設にあたり阪神淡路大震災があった最中、1994年から1年半をかけて解体され
1998年から1年3か月を要し復元工事がなされています。
復元にあたり建築の学識経験者が6名任命され、全18回に及ぶ検討会を経て、耐震性はもちろん
非常に高い精度で当時の姿を復元することが実現できたようです。
美しい明石海峡と近代的建築物である明石海峡大橋をバックに、大正時代の八角三層の楼閣を
眺めますとタイムスリップをしたような、まるでCGかのような不思議な感覚をおぼえます。
また明石海峡大橋と移情閣、形も時代もまったく異なりますが、双方で建築に携わられた
多くの方々の想いや創意、熱意、苦労も伝わってきます。
まだ行かれたことがない方は是非一度お立ち寄りいただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。