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つばめの子育て

- 日々のこと

皆さまこんにちは。

 

最近、弊社西宮支店の近くでは、子育てに奮闘するつばめをよく目にします。

皆さまのご近所はいかがでしょうか?

 

私の自宅の隣家ガレージにも、毎年つばめがやってきて子育てをしています。

毎朝早朝から、5羽のかわいい声がきこえてきます。

 

驚かせないようにソっと撮影・・!

隣家に毎年かならずやってきますので、興味があり少し調べてみました。

 

つばめは渡り鳥で、3,000㎞も離れたフィリピンやマレーシアなどの東南アジアから

子育てに必要な環境(エサ)を求めてやってきます。

 

ん? 東南アジアのほうも虫は多いのでは・・?

 

と思ったのですが、確かに虫は多いのですが、ライバルの鳥も多いため子育てをする分まで

確保するのがむずかしいようです。

また、日本は春になると瞬間的に大量の虫が発生することを知っているのです。

 

この季節、街灯の少ない高速道路を夜間走行しますとフロントガラスが大変なことになりますよね。

日本には四季があり落葉があり、冬の間は微生物が活性化されることなくストックされ続けたものが

春になると蓄積された有機物が肥沃な土壌を形成し、豊かな栄養分から虫たちが大量に発生する仕組みですね。

 

豊かな大地を育むことができる素晴らしいサイクルが日本にはあります。

 

6月~9月頃までは、巣立った子たちも親鳥たちも大木をねぐらとして集団生活をして、エサがなくなる秋頃に

ふたたび温暖な東南アジアのほうに渡っていきます。

 

翌年春、また昨年の巣にやってきて巣を補修して子育てをはじめます。

よく場所を覚えていると感心します!

リフォームして使うのも賢いですよね。

 

さらに驚いたのは、夫婦は前年の巣の前で待ち合わせをするようです。

お父さん鳥が1週間ほど早く到着して、お母さん鳥の到着を待ちます。

感心させられることがとても多いです・・・。

 

日本での子育てはまもなく終了し巣立ちの季節になります。

初々しい子つばめたちが電線で飛ぶ練習をはじめますので、皆さまもぜひ見守ってあげてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

吉山栄治
吉山 栄治 企画推進室 -

 

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