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Fujita.m/エピソード1
初めまして、吉住工務店 常務取締役 藤田瑞夫と申します。
ブログは初めての経験になりますが、この機会をスタッフから頂きましたので自分なりの経験から感じてきた建築の世界観をブログ担当の日はお伝えできればと思います。
まず私の自己紹介ですが、20歳の時に親戚の叔父さんに吉住工務店を紹介していただきました。
建築の勉強も何もしてきていませんし、正直建築の魅力にひかれたわけではありません。
ただ、自分の性分がモノづくりの世界が合っているのではないかと思い、建築への挑戦を始めました。
入社後は、現場監督補助(見習い)からスタートし公共工事での建築(コンクリート造 学校や体育館など)を経験しました。
今でも振り返って自分は運がいいなと思うことは、当社の現場監督人員が少なく20代前半で民間工事(集合住宅、工場、店舗、改修工事など)様々な作品の現場監督をさせて頂くチャンスを頂きました。
右も左もわからない若造が何もない平地にダイナミックに建築されていく姿を見ながら、この作品の現場監督をさせていただいている緊張と責任でしびれる毎日を経験しました。
しかし、どんな作品でも完成した時にいつも感じていたことは、自分に能力があるなし関わらず建築はいろんな方々といっしょにモノづくりに挑戦できる感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして更なる作品への出会いにワクワクする様になり、現場監督の魅力にどんどんはまっていきました。
FM 本社(旧社屋)2000年(23年前)
30歳の時に営業部(公共案件・民間企業担当)への配置転換となり、現場監督から離れる寂しさから、これでいいのかと悩む時期でもありました。
しかし、すぐに営業の難しさに直面し、仕事を生み出す苦労とその魅力にはまっていくことになりました。
時代の急激な変化(20代バブル崩壊・阪神淡路大震災30代リーマンショックによる世界同時不況・東日本大震災など)を体感しながら迎えた40歳、デフレやインフレ、コロナによる生活やビジネススタイルの変化を経験しながら、地域工務店の在り方や今後の向かう挑戦は何だろうと格闘してきて、来月50歳を迎えることになりました。
50代は今までの経験やいろんな人とのご縁にさらに磨きをかけて、若手社員の成長を楽しみにしながら、私はさらにこの先にある吉住工務店の挑戦と可能性を楽しみたいと思っています。
次回は、営業で悩み苦しんだ時代に挑戦といちづけた特殊建築設計施工(提案力の付加価値)の取り組みを書かせていただきたく思います。
スタッフに面白くないので次回書かせていただけない可能性もあります(笑)
最初で最後になるかもしれませんが最後までお読みいただきありがとうございました。