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Fujita.m/エピソード4
エピソード4 地域工務店×木造住宅×中大規模木造建築
私は非住宅建築、いわゆる特建といわれる公共建築(学校や施設)や民間企業の事務所建築、店舗、工場建設などの現場管理から営業という道を中心に進んできました。
もちろん古民家再生や住宅リノベーションなども携わってきましたが、住宅事業の世界は全く違う世界だと感じておりましたし、事実携わる関係者も両立されている方は少ないように思います。
簡単にいうと同じ建築ですが、全く違う業態、職種と言っていいと思います。
事実、弊社も住宅事業 「丹波|風の工房」という注文住宅、自然素材・地域産材・パッシブデザインで造る家づくりを展開するチームがあります。
営業から設計、工事、完成、お引渡し、アフターメンテナンスまで一連の流れでチームが連携していきます。私が経験してきた特建と住宅の建築は通じ合うところは少ないと思っていました。
しかし、前回までもお話ししてきた設計施工や中大規模木造建築への挑戦をしている中で、なぜ我々が地域産材や住宅以外の規模の大きな建築に木造を積極的に採用したりすることができたのかは、住宅会社ではなく公共工事など地域ゼネコン的なマネージメントを続けてきたことで技術者や品質、安全、コスト管理など複雑なものをまとめていく力を蓄積してこれたからだと改めて思いました。
だからこそ、木造建築を町の中に多く増やしていくことで山の循環環境貢献し、街並みに住宅以外の木造建築を増やしていくことが我々の使命でもあると強く想うようになりました。
(木の建物を町に増やし、町に森があるような環境をつくりたい)
我々はハウスメーカーでもない、住宅だけの工務店でもない、本当にお届けできる家づくりを考えたときに、この中大規模木造建築を推奨している技術力と経験を家づくりに盛り込みながら、お客様に弊社のバックグランドを理解していただくことで、他ではない付加価値をご提供できるようになると信じています。
現在、住宅推進室では、私たちだからできる家づくりの提供方法も研究しながら、安心して良いもの(品質)をコストパフォーマンスと合わせて、当然感じて頂ける商品開発を進めています。
弊社だからできる家づくり、11月にリリース予定ですのでぜひお楽しみに!!
次回は、11月リリースする商品への想いを書かせていただきたく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
木造建築への取り組む想いを弊新社屋に込めました。
ぜひご覧ください。
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