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SDGsの現状について

- 会社のこと

みなさん、こんにちは!担当の藤本です。

本日はSDGsについて少しだけお話させてもらおうと思います。

 

SDGsという言葉は色んなところで触れる機会が増え、知る人はいないくらい認知されているのではないでしょうか?

弊社でも、SDGsにより触れる機会を増やすため、カードゲームで学ぶ時間などを設けたりして取り組みを行っております。

また、この2月は社内で「SDGsについてより知ろう月間」として、社員に向けSDGsの配信を行っており、その中の一部を少しだけ皆さんにもお伝えさせていただこうと思います。

 

2015年から始まったSDGsですが、2023年はちょうど中間点となっておりました。

実は世界の達成率はコロナ禍の影響もあり、現在で67%弱といわれています。

また、17の目標を個別に見ても、2030年までに世界レベルで達成できると予測されるものは一つもないと指摘されています。

 

2023年版の世界達成度ランキングでは1位は3年連続でフィンランドとなっています。

日本はというと、2017年の11位をピークに、じりじりと低下をしているのが現状です。過去7年は10位台で推移をしていましたが、今回初めて21位という20位台になってしまいました。

各国の取り組みの具合を、17の目標ごとに「達成済み」「課題が残る」「重要な課題がある」「深刻な課題がある」の4段階で評価されているのですが、以下の図は17の目標ごとに評価された日本のSDGs達成状況です。

アイコンの背景色は、緑が「達成済み」、黄色が「課題が残る」、オレンジが「重要な課題がある」、赤が「深刻な課題がある」となっています。(出典:Sustainable Development Report 2023 p.290)

悪化したところでは、目標8「働きがいも経済成長も」が前年より一段階悪化。経済成長率がマイナスとなったほか、強制労働に関係した輸入品が多いとされました。

課題が残るところでは、目標16「平和と公正をすべての人に」。こちらは前回達成済みと評価されていたところでした。「報道の自由」に課題があると評価されています。

ずっと問題となっており、深刻な課題として挙げられたのは以下の3つ。

目標5「ジェンダー平等を実現しよう」・・・国会議員(衆院議員)の女性比率の低さと男女の賃金格差が特に問題とされた。

目標12「つくる責任つかう責任」・・・化石燃料の燃焼やセメント製造にともなう二酸化炭素排出量などが多い。

目標13「気候変動に具体的な対策を」・・・電子機器の廃棄量やプラスチックごみの輸出量が多い。一人当たりのプラごみ廃棄量がなんと世界2位!!

 

取り組んでいるつもりでも、世界でみると日本はまだまだなことがよくわかります。

自分には関係ないで過ごすのではなく、こういった現状を知る機会をもつことも大事なのではないでしょうか?

 

堅い話にはなってしまいましたが、このような配信を社内でも行い、SDGsについての関心をもつ取り組みを行っております。

藤本めぐみ
藤本 めぐみ マーケティング室 -

 

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