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パールブリッジ
皆さまこんにちは!
本日担当の吉山です。
先週末、よく行きます六甲山系の菊水山に登ってきました。
天気も良く、山頂から明石海峡大橋がうっすらとみえました!
霞がかっていますがこんな感じです・・
ずいぶん昔ですが、当時交際中だった今の妻と一緒に見に行ったことを思い出しました。
垂水区側から見る橋の壮大な姿に圧倒され、どうやってこんなものを建設したのかと
信じられな思いで見ていました。
あれから25年、もう一度この橋に興味が沸き、いろいろと調べてみました。
2位じゃダメなんですか? そんな有名なフレーズもありましたが、
昨年トルコ西部チャナッカレのダーダネルス海峡に全長3.6㎞のつり橋が完成し、
2本の主塔間の距離が2,023mとなり明石海峡大橋が抜かれてしまったようです・・
明石海峡大橋は、1998年に完成した全長3,911m、2本の主塔間の距離が1,991mになり
昨年まで世界一を守ってきたつり橋になります。
設計当初、2本の主塔間の距離は1,990mであったようですが、1995年に起きた阪神淡路大震災によって
地盤にずれが生じたため1ⅿほど距離が伸び、それに合わせて急遽設計変更をされたそうです。
また、主塔高さは海面上298mあり、東京タワー332.6mやあべのハルカス300mに迫る高さになります。
興味深いのは、2本の主塔間の距離が1,991mなんですが、主塔先端部は+93㎜の距離になっています。
わずかですが、逆ハの字の状況です。
これは垂直に建てられなかった訳でも、地震で傾いた訳でもなく、なんと、
地球の丸みの影響を受けた結果のようです!
他にも、メインケーブルを塩や雨風による腐食から守るため、脱塩と乾燥を施した空気を常時ケーブル内に
流したり様々な技術が盛り込まれています。建築物としても魅力たっぷりです。
200年以上健全な状態を保つことを目指し、維持管理にも取り組まれているようです。すごい!
夜はきれいなライトアップもあり、近くから見るだけでも価値がありますが、もっと深く知りたい方は
ブリッジワールドで、主塔のてっぺんまで行けるツアーもありますので是非見てみてください!!
高所恐怖症の私は無理ですが・・
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。