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被災建築物応急危険度判定士
被災建築物応急危険度判定士
今回はまじめな話をひとつ。
「被災建築物応急危険度判定士」という資格があります。
■建築士(1級・2級・木造)
■建築基準適合判定資格者
■特定建築物調査員
■建築施工管理技士(1級・2級)
■官公庁の建築技術職員で建築行政等の実務経験(5年以上)者
■地方独立行政法人の建築に係る研究職員で震災建築物調査等の実務経験(5年以上)者
の者で
「認定講習会」の受講者が知事に認定申請を行うことにより、応急危険度判定士となることができます。
現在、私は年末に講習を受けたため、こちらの資格を持っておりますが、
年明け早々に地震がおこり、現在被災地で被災建築物応急危険度判定が
行われている現場をニュースで見る機会が何度かありました。
そこで、少しでもこの仕事について知っていただけたらと思い、今回は共有したいと思います。
被災建築物応急危険度判定士は
大地震により被災した建築物を調査し、
その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、
付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、
人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。
判定結果は、判定ステッカーを建築物の見やすい場所に表示し、
居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。
ステッカーは赤黄緑になっており、危険度を判定します。
赤いステッカーを貼られている建物は危険です。
ステッカーにどのように危険などがか応急で判断されて記載されます。
各県ごとに登録制度があります。
[兵庫県はこちら]
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks29/wd30_000000011.html
先日、阪神淡路大震災の29年目が訪れ、ちょうど1/17に三宮にいく用事があったので、東遊園地に立ち寄りました。
記憶の引き出しにしまっていた記憶が少し開きました。
受験で大変だったこと、友達がけがをしていたり、学校が壊れてしまったり。
少しでも早く被災者の方が日常に戻れますように。