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森の香りの正体?
皆さまこんにちは!
まだまだ暑い日が続きますが、今年の夏は森林浴をされましたでしょうか?
本日のテーマは森の香りの正体についてお話しをしたいと思います。
その正体は「フィトンチッド」、木々が自己防衛のために放出する成分になります。
木々は外虫やカビ、菌に見舞われたとしても、動物のようにその場から逃げることができませんので
自らフィトンチッドを放出して身を守っています。
フィトンチッドの効果は様々ございますが、主に消臭・脱臭・殺菌・抗菌・防虫・防カビがあります。
森の中には生物の死体や枯れ木、枯れ草などが数多く存在していますが、腐敗臭はまったく感じません。
瞬時に消臭するため天然の空気清浄機ともいわれています。
お寿司屋さんではフィトンチッドをうまく活用しています。まな板やカウンターはヒノキであったり、
サワラの葉をお皿に敷いたり、ササ寿司や柿の葉寿司、生姜やわさび、緑茶・・・どれをとりましても
抗菌作用のあるものを用いていることがわかります。
生魚が大好きな日本人を食中毒から守る職人技だと思います!
その他にも効果も数多くあり、自律神経の安定や免疫力の向上、リラックス効果などがあげられます。
具体的には、ストレス解消、疲労回復、安眠作用、肝機能改善、免疫機能正常化による風邪や感染症予防、
最近ではがん細胞とも戦うナチュラルキラー細胞を活性化する働きもあるといわれています。
ドイツでは古くから森林浴セラピーを自然療法を用いた医療行為であると認められており
健康保険の適用にもなるようです。
森に住む生き物たちが、元気に力強く生きていられるのも納得ができます!!
吉住工務店では、森と木の持つ力を最大限住まいに取り入れるべく、無垢の木そのものを材料として
住む人が健康でいられる家づくりに取り組んでおります。
夕食後のにおいが気にならなくなった、カビが発生しなくなった、風邪をひきにくくなった、
とてもよく眠れる・・・そんなお声をいただきますが、まさに森林浴(フィトンチッド)の効果だと思います。
皆さまもぜひショールームでご体感いただけましたらと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。